人間に秘められている大宇宙の性質

 人間に秘められている大宇宙の性質


病気が治らないのであれば、他の原因を探さなければなりません。

西洋医学にはそのような診断法はなく、それは陰陽の相対性原理がないからです。

たとえば、肺の病気の原因を大腸で探るという単純な原理を知らないため、患者は疲弊してしまいます。西洋医学で最も恐れられているのは合併症と癌です。医師は手術を上手に施しても合併症を心配し、癌の数値を下げても転移するのではないかと不安に思っています。


しかし、陰陽の原理を理解していれば、どこに二次的な病が生じるかをあらかじめ把握し、問題を未然に防ぐことができます。つまり、まだ現れていない病を治療することができることです。

医師が合併症を心配するのは、体の理(ことわり)を理解せず、原因を見つけられずに症状だけを抑えてしまうからです。それでは真の治療とは言えません。たとえば、肝臓に病気があれば、その病気はまた胆嚢にもあることを予測可能なのです。

見えるものだけに頼らず、自然の理を学ぶことで人体の理も理解出来ることです。


東洋の人々は、天と地と人が一体であるという考えで、自然の理に従って共に生きることを最も立派な生き方と考えてきました。

私たちにとって自然は大宇宙であり、人間はその姿を縮小した小宇宙です。

小宇宙は大宇宙の形に則って作られるものであり、人間と自然は別々ではなく一体であると説いてきました。


人間の内に秘められた大宇宙との関係性を比べてみると、


人の頭が丸いのは太陽の象徴であり、足が広いのは大地の象徴です。

また、人間の二つの眼は物を見るためにあるので、太陽と月を象徴します。眼は太陽の火と月の火を同時に宿しています。


巨大な山脈が大地の形を決定するように、体は骨によって支えられ、川のように血が流れています。

自然界に皮膚があり、山川や草木があるように、人間には毛があります。


人間の遺伝情報が小さな細胞一つにすべて収められているように、この地球の情報も一人の人間の中にすべて含まれているのです。

人間は自然の縮図です。その構造を見渡すと、驚くほど一致していることがわかります。

地球が五大洋と六大陸で構成されているように、人体もまた五臓六部で成り立っています。

大洋の海水が地球の約70%を占めるように、体内の水分も約70%です。

また、海水が塩辛いように、体も塩分がなければ生命を維持できず、淡水と満ち引きのように海水を浄化するかのように、呼吸で不純物を排出しています。

まして、血液中の無機質成分は海水の成分と非常に似ています。


天と地は陰と陽であるため、人には男女が存在します。

天地に五運と六気があるように、人には五臓と六部があります。


また、天地に24節気があるように、人には24の節があり、7つの椎骨、12の胸椎、5つの腰椎があります。

一年を区切ると、四季、12か月、365日となるため、人には四肢と十二の大関節、そして365の鍼血が存在します。


太陽系の中心に火があり、地球の中心にも火があるように、体の真ん中には心臓があります。

地球が傾いて四季が生じるように、心臓は人体の正中ではなく左側に傾いており、四つの体質を生み出しています。


気と血は太陽と月の作用により鼓動し、女性の月経や海の潮汐は月の影響を受け、規則正しい周期を持っています。

天に9つの星があるように、人の体にも9つの穴があり、顔に7つ、下半身に2つ、さらに女性は一つ子宮を持ち、新たな命を誕生させます。


生命の観点から見ると、体内には宇宙の秘密がすべて含まれています。

宇宙が自分自身であり、自分が宇宙です。心を浄化し、生命の根本に立ち返れば、私自身が宇宙なのです。 

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