血液中の水分不足で血圧が上がる理由

 血液中の水分が不足すると血圧が上がる理由


血液中の水分が不足した状態を脱水(Dehydration)といいます。
脱水になると血圧が上がる場合と下がる場合がありますが、血圧が上がる主な理由は次の通りです。

 1. 血液が濃縮され、粘度(ドロドロの度合い)が上昇
 • 水分が不足すると血液が濃縮され、粘度が高くなります。
 • 粘度が高い血液は血管を通過しにくくなるため、血圧が上がることがあります。

 2. 血管の収縮(バソプレシンの作用)
 • 脱水状態になると、体は血圧を維持するために 抗利尿ホルモン(バソプレシン, ADH) を分泌します。
 • バソプレシンは腎臓での水分再吸収を促し、尿として排出される水分を減らすとともに、血管を収縮させて血圧を上昇させる働きをします。

 3. 心拍数の増加
 • 血液量が減少すると、心臓は酸素や栄養を十分に供給しようとして、より速く鼓動を打つようになります。
 • その結果、一時的に血圧が上昇することがあります。

ただし、重度の脱水では血液量が極端に減るため、血圧が逆に低下する場合もあります。

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