減塩は本当に健康にいい?塩不足が招く悲劇とそのリスク

減塩、その悲劇の始まり

減塩を始める人の多くは、健康に不安がある人がほとんどです。病院や周りの人に勧められ、少しでも良くなりたい気持ちで減塩を始めます。最初は体重が減ったり血圧が下がったりして、体が軽くなったように感じることがあります。

でも、実はそこまでがいい変化です。その後、体力が落ちたり、肌の調子が悪くなったり、活力がなくなることが増えます。実際には、血液がドロドロになったり、体の臓器が弱くなったりしているのです。減塩をすると野菜や果物に頼りがちですが、これが原因で体内に「カリウム」が溜まりすぎてしまいます。これが高カリウム血症という病気を引き起こすこともあります。カリウムの排出はナトリウムが必要です。減塩食ではナトリウムよりカリウムを多く摂取することになり、そのバランスが崩れてしまいます。

体が弱っていくと、病院や薬に頼る生活になり、足りないミネラルをサプリメントで補う必要が出てきます。健康になりたくて始めた減塩が、逆に体を壊してしまう結果になってしまうのです。血圧が下がるのも、一見いいことのようですが、実は体力が落ちているから起こる現象の場合もあります。そして、体が壊れて初めて、減塩食をやめて塩を摂るようになる人が増えっています。

塩を制限していると、水を飲む量も減ることが多いです。水の代わりにコーヒーや紅茶、ジュースなどを飲むと、利尿作用で体内の水分がさらに減ってしまい体内が脱水状態につながります。体が正常に動くには「水」と「塩」が必要です。この2つが不足すると、さまざまな体の不調が起きます。壊れた体を回復するために塩を摂り始めても、それがミネラルを含まない塩(普通の精製塩)だと、体が異常反応を示すと、不安になり再び減塩食に戻る人もいますがそれでまた問題が起きる可能性があります。

塩はただ料理の味をつけるためだけのものではありません。塩に含まれるミネラルは、体にとってとても大事な役割を果たしています。例えば、血液を作る、消化を助ける、体のバランスを保つ、各部分ごとのホルモンを作るなど、ほとんどすべての体の働きに関わっています。

運動をする人や汗をかく仕事をする人で減塩している人はほとんどいません。それは、汗と一緒に塩分が大量に排出されます。それにもかかわらず塩の摂取を減らすとどうなるでしょうか。体は塩分の排出を極限まで制限し、腎臓に命令を出してナトリウムの排出を防ぎ、塩を再利用するように指示します。その過程で腎臓に大きな負担がかかり、汗の排出が抑えられて腎臓や心臓、肺など、体の各所がダメージを受ける場合もあるのです。

もちろん、塩を摂りすぎても健康に良いわけでもありません。しかし、必要以上に塩を減らすのも良くありません。大事なのは、適量の「ミネラルが含まれた塩」を摂取することです。体が本当に必要としているのは、塩そのものではなく、その中に含まれる「ミネラル」なのです。

減塩は健康に良いとは言えません。無理に減塩をせず、体が必要とする塩分やミネラルをきちんと摂取することが、体の平和を取り戻すために重要なのです。


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