塩の力⑦ - 体質・気質によって塩が必要?あなたに合った塩を選ぶ方法
体質や気質によって塩がより必要な人がいる
食事で料理の味付けをしっかり塩辛くしても、必要な塩分を摂取しきれないため、別途塩を摂らなければならない人がいます。例えば、鼻炎やアトピー性皮膚炎、関節炎などの炎症に悩む人、体内に腫瘍やしこりがある人、体質的・気質的に凝りやすい人、冷え性で熱が上がりやすい人、頭をたくさん使う人、新陳代謝や血液循環に問題がある人、またコーヒーやエナジードリンク、薬などでカフェインを多く摂取する人は、食事以外に質の良い塩と水を別途摂る必要があります。
さらに、体質的に心臓のエネルギーが強い一方で腎臓のエネルギーが弱く、水を補給してもすぐに枯渇してしまう人は、食事以外に塩を補うことで心が落ち着き、リラックスして体のバランスが取れるようになります。食事の中の塩分だけで必要量を満たそうとすると、どうしても過食してしまうことになります。塩分と水分が不足している人は、多くの食事を消化・吸収する能力が限られており、その結果、水を過剰に摂りすぎて体がむくんだり、循環が悪くなったりすることがあります。また、塩分を補うために他の食べ物を摂りすぎると、かえって問題を引き起こすこともあります。
特に炎症があったり体が冷えている人は、体のバランスが崩れている状態なので、再びバランスを取り戻すためには一定期間塩を別途摂る必要があります。また、健康状態が悪い人は食べ物を消化・吸収する力が弱くなっていることが多いです。細かく分解して吸収し、代謝活動で生じた老廃物を体外に排出する能力が低下している場合、吸収しやすい質の良い塩が必要です。
食事に追加する塩としては、高温で不純物を取り除いた溶融塩、良質な竹塩、十分ににがりを抜いた天日塩などが適しています。これらの塩は吸収が良く、効果が早いです。摂取量は個人差がありますが、体質や現在の健康状態、生活習慣を考慮して決めるべきです。塩の種類にもよりますが、炎症がひどい場合は1日に15~20g、またはそれ以上摂ることもあります。
塩は天然水や蒸留水と一緒に摂っても良いですし、麦茶、柿の葉茶、ごぼう茶などのお茶と一緒に摂るのもおすすめです。また、オレンジジュース、梅エキス、ヨーグルトなど、酸味や甘味のあるものと一緒に摂ると飲みやすく、ナトリウムの摂りすぎを心配する必要もありません。好みに応じて塩茶や塩水の形で摂ることも可能です。空腹のとき何も入ってない温かい塩茶は吸収力が高いと言います。
塩水に慣れるのが難しい場合や、体力が弱い人、病気の人の場合は、柔らかい食品に発酵が進んだ醤油や清潔な溶融塩を加える方法もあります。手術後に体力が落ちている人や、後遺症で食事が難しい人には、醤油茶や味噌茶を作って摂るのも良い方法です。味噌や醤油の場合も塩の原料を確認した上で飲むことをお勧めします。
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