塩の力① - 生きるために塩は必要不可欠!塩不足を防ぐための塩活とは?
塩が持つ力とは?
「絞り出す力」は、塩辛い味が持つ特別な力です。
体内で塩辛い味が不足すると、体の「絞り出す力」が弱くなり、血液が濁り、滞り、固まります。それによって、さまざまな症状が体や心に現れることがあります。
私たちは、「塩は良い」「塩は悪い」という二元的な考え方をやめる必要があります。
たとえば、プラシーボ効果とは、「これを摂れば必ず良くなる」という前向きな信念を持つことで、実際に良い結果が得られる現象を指します。一方、ノシーボ効果とは、「これは体に悪い」と信じることで、病気にかかりやすくなる現象を指します。
塩に対するネガティブな情報を繰り返し聞いていると、食事中に少しでも「しょっぱい」と感じた瞬間に、「これ、体に悪いんじゃないか」「健康に害があるかも」と思い込んでしまうことがあります。
この文章を通して、少しでも塩に関する誤解が解消されることを願っています。
それでは、「味を生かし健康を守る塩の真実」について詳しく見ていきましょう。
私たちの体に隠された塩辛さの秘密
血液、汗、涙の塩辛さ
1. 生きるために塩は必要不可欠!
私たちの体内を流れる液体は、「塩水」といっても過言ではありません。
そのため、血液、汗、涙、鼻水などはすべて塩辛いのです。
分泌物だけでなく、骨や筋肉、血液にも塩が含まれています。
塩は人体を構成する成分であり、組織と組織、血液と細胞、脳と神経をつなぐために欠かせない重要な成分です。
塩がなければ、呼吸をすることも、筋肉を動かすことも、栄養を消化することもできません。食物を体に取り入れることも、老廃物を排出することもできなくなります。
また、呼吸や体温調節、さらには脳の活動も不可能です。
塩は、神経伝達信号の送信、消化・吸収・排泄において重要な役割を果たします。また、血液のpHを調整し、電解質のバランスや体内の恒常性を保つために不可欠です。
さらに、血液や体液の主要成分であり、浸透圧の作用を通じて血液が流れるように助けます。塩がなければ、体の60~70%を占める水分(血液や体液)が正しく機能することはありません。
血液がうまく循環しないと、栄養やホルモンが体中に行き渡らず、細胞や臓器が正常に働けなくなります。
なぜ医師は塩を処方しないのか?
実は、病院では昔から塩が使われています。
実際に、病院が最も多く使用しているのが塩なのです。
ただし、それは口から摂取するのではなく、点滴で直接静脈に注入する方法です。病院で最も多く使用される点滴は、「生理食塩水」と呼ばれる塩水です。
基本的な点滴には特別な薬が含まれているわけではなく、塩化ナトリウム溶液(つまり塩水)が使われています。
例えば、最も一般的な「0.9%生理食塩水」は、1リットル中に塩化ナトリウムが9グラム含まれています。
この生理食塩水は、血液中の濃度と同じ浸透圧を持つように設計されており、血液の成分に近い状態に調整されています。必要に応じて、ブドウ糖やアミノ酸などの栄養素を加えて製造されますが、基本となるのは塩化ナトリウム溶液です。
塩と電解質の驚くべき働き
人体のすべての細胞、筋肉、神経は電気信号を用いて情報を生成し、伝達しています。
塩が不足すると、体内の微細な電流が流れなくなり、神経信号を伝えることができなくなります。これは、燃料を満タンにした車でも、バッテリーがなければ動かないのと同じです。
どれだけ健康に良いとされるものを摂取しても、塩が不足していると、生体電気が足りなくなり、体がだるく、極度に疲れやすくなり、無気力に陥ります。
塩と水が極端に不足すると、電解質の異常が生じ、生体電気の流れが途切れる危険な状態に陥る可能性があります。病院で緊急患者に生理食塩水を投与する理由は、手術中のショックを防ぐためです。
塩が健康に害を与えると言われる一方で、病院が最も多く塩水を使用している事実は、塩と水が生命維持においていかに重要な役割を果たしているかを語っています。
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